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胎動はいつから感じるの?感じやすい人の特徴

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author:DNAサイエンス
胎動を感じる夫婦

胎動とはママのおなかの中にいる赤ちゃんの動きのことをいいます。

妊娠が分かり妊婦健診で赤ちゃんの成長を見ていると、いつから胎動があるのか待ち遠しく感じるのではないかと思います。

ここでは胎動を感じやすい人の特徴や、赤ちゃんがしゃっくりをする?など胎動にまつわるあれこれについてご紹介しています。

胎動はいつから始まる?

妊娠期間の一覧

多くのママが胎動を感じるようになるのは妊娠中期に入った、妊娠18~20週くらいからです。

ですがおなかの赤ちゃんはママが胎動を感じ始めるより前から胎動を始めています。

妊娠が発覚してから2~3週間後の妊娠7週ごろになるとおなかの赤ちゃんは2頭身になり、手足の区別がつくようになります。

体の各器官が急速に作られ始め、妊娠10週ごろには頭と胴体と足の区別がつくようになり3頭身になります。

手足の指も分かれて、超音波検査で動いている様子が分かるようになります。

まだまだ小さな動きですので、ママが胎動に気づくようになるのはもうしばらく先です。

妊娠16週ごろになると神経系や骨格が発達し、筋肉もついてきて手足をしっかり大きく動かせるようになってくるため、胎動に気づき始めるママもいます。

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妊娠週数によって違う!胎動の感じ方

妊娠週数が進むにつれて赤ちゃんの体の各器官は発達し筋肉もついてきますので、胎動の大きさや感じ方も変化していきます。

ママが胎動を感じるようになってからもおなかの赤ちゃんはずっと動いているわけではなく、寝たり起きたりを繰り返しています。

妊娠中期はおなかの中で寝ている時間の方が長く、だんだんと活動リズムが整っていきます。

胎動の感じ方も人それぞれですが、代表的なものを紹介していきます。

妊娠初期

妊娠4ヶ月の胎児の成長

妊娠初期も終わりに近づく妊娠4ヶ月になるとおなかの赤ちゃんは体重100gほどになりキウイ程度の大きさに成長しています。

内臓や手足などの各器官はほぼ完成していますが力が弱いためほとんどのママは胎動を感じないでしょう。

妊娠5ヶ月ごろに「ぽこぽこ」とおなかの中で空気が動いているような感覚があればそれが胎動かもしれません。

何かがおなかの中で「にょろにょろ」「うにょうにょ」と動いているように感じるママが多いようです。

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妊娠中期

胎児の成長(妊娠6ヶ月)のイラスト

妊娠20週ごろになるとおなかの赤ちゃんは体重500gほどになり手足の関節も自由に動かせるようになります。

骨格と筋肉が発達して赤ちゃんの動きは力強くなり、おなかをポコポコ蹴ったりぐっと押されるような胎動を感じやすくなります。

子宮が大きくなり羊水量も増えるため、赤ちゃんが動けるスペースがありくるくる回ったりと元気に動くようになります。

聴覚が発達して周囲の物音が聞こえるようになりますので、呼びかけると反応してくれるかもしれません。

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妊娠後期

胎児の成長(妊娠8ヶ月)のイラスト

妊娠8ヶ月になるとおなかの赤ちゃんは神経系や筋力がますます発達してくるためおなかをボコボコと蹴られて痛みを感じたり、胎動が激しくて夜も眠れないと訴えるママが増えます。

赤ちゃんが大きく成長したことによって子宮内は動き回れるスペースが減り、クルクルと回る動きは少なくなります。

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胎動のバリエーション

胎動と一言でいっても、赤ちゃんはおなかの中でさまざまな動き方をします。

手足の曲げ伸ばしをしたり指を動かしてみたりするほか、子宮の中でくるくると回ったりときにはしゃっくりのような動きをすることもあります。

手足の曲げ伸ばし

肘や膝を曲げ伸ばしして、ママのおなかをキックしたり手のひらでぐーっと押すような動作をします。

筋肉が発達するほど力強くなり、おなかの上からでも手足の形がわかることもあります。

手のひらの開閉

妊娠後期になり神経系がより発達してくると、手のひらをグーパーして閉じたり開いたりしているのが超音波画像から分かるようになります。

ぐるぐる回る

子宮内でくるくると上下に回転したり左右に回ったりしています。

そのため妊娠中期に逆子だといわれることがよくありますが、多くの場合は赤ちゃんの成長とともに頭が重くなり自然と頭が下の状態になりますのであまり心配いりません。

しゃっくり

おなかの赤ちゃんがピクピクと動くような感覚があれば、それはしゃっくりかもしれません。

なぜしゃっくりをするのかはっきりとは分かっていませんが、胎児のしゃっくりはよくある胎動の一種です。

胎動を感じやすい人の特徴

胎動の感じやすさには個人差がありますが、どのような人が感じやすいのでしょうか?

【胎動を感じやすい人の特徴】

  • 痩せていて皮下脂肪が少ない
  • 日中に座っていることが多い

もともと痩せていて皮下脂肪が少ない妊婦さんは、弱い胎動でも感じやすくなります。

ただし妊娠中は適切な体重増加を目指してくださいね。

日中に忙しく動き回っている妊婦さんは小さな胎動では気づかないかもしれません。

ゆっくり座っていたりリラックスできる時間を取れるママの方が胎動を感じやすい傾向にあります。

妊娠23週になっても胎動がないのですが。。。?

妊娠23週になっても胎動がないと「私の赤ちゃんは無事なの?」と不安に感じるかもしれませんね。

多くのママが胎動を感じるのは妊娠18~20週ごろですが、前述のように胎動は感じやすい人と感じにくい人がいます。

感じにくいママだと妊娠22~23週ごろに初めて胎動に気づくこともあります。

胎動を感じるのが遅くても妊婦健診で赤ちゃんの健やかな成長とママの健康が確認できていれば問題ありません。

個人差がありますので、焦らずゆっくり待ちましょう。

急に胎動が弱くなった?!

おなかの赤ちゃんにも個性があり活発に動きまわる子もいれば、ゆったりしていておとなしい子もいますので、胎動が弱くても動きを感じていれば心配ありません。

ただし、いままで活発だったのに急に弱くなった場合はなんらかのトラブルが発生している可能性もあります。

胎盤の機能が低下していたりへその緒が首に巻きつくなどして低酸素状態に陥っていることなどが考えられますが、一概には言えません。

自己判断は危険ですので、気になることがあれば早めに医師に相談してくださいね。

赤ちゃんはおなかの中で30~60分おきに眠ったり起きたりを繰り返しています。

この睡眠時間はあくまでも目安ですが、1時間以上安静にしていても胎動を感じられない場合、おなかの上から優しくたたいて呼びかけてみましょう。

しばらく経っても胎動がない場合はすぐに担当医に連絡してください。

胎動で赤ちゃんとコミュニケーション

妊娠後期になればおなかの赤ちゃんとコミュニケーションが取れるかもしれません。

赤ちゃんがおなかをポンと蹴ってきたら、蹴られた部分を優しくトンと叩いてみましょう。

何度か繰り返すうちにママがおなかを叩いたら反応してくれるようになるかもしれません。

これは「キックゲーム」というコミュニケーション方法の一つで、パパと一緒にやってみてもよいですね。

まとめ

胎動を喜ぶ夫婦

妊娠16週頃から胎動を感じるママもいますが、多くは妊娠18~20週ぐらいから胎動を感じ始めます。

はじめは弱かった胎動も、赤ちゃんの筋力や体の発達によって妊娠後期にはボコボコとおなかを蹴られて痛みを感じたり、夜も眠れないほど胎動が激しいこともあります。

今まで活発だった胎動が急に弱くなった場合、それほど心配のないケースとすぐに対応した方がよいケースがありますが、自己判断は危険ですので不安に思うことがあればすぐにかかりつけ医にご相談くださいね。


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