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臨月の胎動の変化とやってはいけない事!

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author:DNAサイエンス
臨月のお腹

臨月はいつから

妊娠後期の期間

臨月とは妊娠10ヶ月である出産予定日の1ヶ月前から出産までの期間のことを一般的にさしますが、医学用語ではないため正確には決まっていません。

この時期は赤ちゃんが大きくなり羊水の量も増えているため、ママのお腹はパンパンに膨らんでいます。

出産が近い、もしくはいつ産まれてもおかしくないことを表す期間として「臨月」という言葉が使われることがあります。

計算上の出産予定日は「妊娠40週0日」としていますが、妊娠37週0日~妊娠41週6日の間に出産することを「正期産」といい、母子ともに一番リスクの少ない時期だとされています。

臨月の赤ちゃんの状態

臨月の胎児のイラスト

臨月に入るとお腹の赤ちゃんの体はほぼ成熟しており、外の世界で生きていくための機能が整い誕生のときを待っています。

体重は2,500g~3,000g程度まで成長しており、髪や爪が生えて、皮下脂肪もついてふっくらとした体型をしています。

骨盤に頭がはまる

お産が近づいてくると赤ちゃんは両腕と両足を引き寄せて体を丸め、頭を下にした状態で骨盤の中にはまるように下りてきます。

赤ちゃんが全体的に下へいくため、胸やけや息苦しさは軽くなりますが、逆に膀胱は圧迫されるため頻尿や尿漏れの症状が強くなります。

胎動が激しい、少ない

臨月になると赤ちゃんは頭が骨盤にはまった状態であることと、子宮いっぱいに成長して動けるスペースが少ないため、胎動は少なくなります。

ただし胎動には個人差があり、よく動く子、おとなしい子がいますので、伸びるような動作など手足をよく動かして産まれる直前まで活発な胎動を感じることもあります

どちらもよくあることですが、長時間胎動を全く感じない場合は、急いで医師にご連絡ください。

臨月の体の変化

妊娠後期によくある症状としては、お腹が大きくなったことでお腹の張りや腰痛を感じたり、息苦しくて眠れない、消化器系の働きが鈍くなることで胸やけや吐き気が起こるなどです。

臨月になるとさらに症状が重くなったり別の症状を感じたりと、多くの体の変化を経験します。

これはお産が近いサインでもあります。

【お産が近い体の変化】

  • 恥骨、股関節が痛い
  • お腹が下がる
  • 子宮口が開く
  • おっぱいの変化
  • 下痢、便秘
  • 頻尿、尿もれ
  • おりものが増える

赤ちゃんが今までより下がってくるため、恥骨や股関節周りの痛みが起こりやすい一方で、胃が圧迫されて起こっていた胸やけや吐き気はおさまります。

恥骨、股関節が痛い

お腹の赤ちゃんが骨盤に下りてくると、骨盤周辺のじん帯が伸びるため、骨盤や恥骨の痛みを感じることがあります。

また大きくなったお腹を支えるために足の付け根や股関節、背中や腰などに負担がかかり痛みを引き起こします

お腹が下がる

いままでみぞおちのあたりまできていた子宮は、臨月になって赤ちゃんが骨盤の中へ下りることで全体的に下がるため、お風呂に入るときなどに「お腹が下がった」と気づくママもいます。

子宮口が開く

お産に向けて子宮口や膣が柔らかくなり、子宮口が徐々に開き始めます。

そのためおりものが増えたり、「おしるし」と呼ばれるおりものに少量の血が混ざったようなものが出ることがあります。

おしるしがあったらすぐにお産が始まるかというと個人差があり、翌日に陣痛が始まったという人がいれば1週間以上経ってから始まったという人もいます。

おっぱいの変化

妊娠すると乳腺が発達し、出産後に赤ちゃんがおっぱいを吸うことで母乳が出ますが、中には臨月で乳汁が少し出るという人もいます。

下痢、便秘

妊娠中は初期、中期、後期問わず多くの妊婦さんが便秘を経験しますが、臨月になっても便秘、もしくは下痢に悩まされがちです。

子宮が下りてきたことにより腸が圧迫され消化がうまくいかないことや、出産に向けた女性ホルモンの変化によって下痢がおこりやすくなります。

その人の体質や食べているもの、生活環境などによって異なりますので、便秘にも下痢にもなりやすくなります。

頻尿、尿もれ

頻尿や尿もれにも妊娠期間中は常に悩まされます。

臨月では子宮に膀胱が圧迫されて特にトイレが近くなります

くしゃみをした拍子にもれてしまうこともあります。

おりものが増える

妊娠中はホルモンの影響でおりものが増えますが、出産が近づくほどさらに多くなります。

量が多くて気になる方はおりものシートなどを活用しましょう。

臨月にやってはいけない事

臨月はいつ赤ちゃんが産まれてもおかしくない状態であることと、それほどまでに育っている赤ちゃんがお腹の中にいるママの体にも相当の負担がかかっています。

何かあったときにいつでもすぐに対応できる環境を作ること、体に負担がかかることは避けることを心がけましょう。

長時間の移動や運転

長時間の移動中に突然の陣痛や出血などのトラブルが発生した場合、すぐに対応できない可能性があります。

かかりつけの産院へすぐにアクセスできる圏内にいるようにしましょう。

里帰り出産をするママは妊娠9ヶ月の間(妊娠32~35週)に帰省するのがよいでしょう。

また、長時間の移動はずっと同じ姿勢でいなければならず、ママの体にとって大きな負担にもなります。

車の運転や自転車の運転も、突然の体調の変化で思わぬ事故につながる可能性がありますので、移動は電車やバスなどを利用して、出来る限り混んでいない時間帯を選びましょう。

重いものを持つ

重いものを持ったり無理に体を動かしたりすると腹圧が入り過ぎたり、ホルモンの影響で緩んでいる関節に過度なストレスがかかります。

日常の動作の中でも、布団の上げ下ろしやお米の買い物など、お腹に力が入ることや腰に負担がかかることは旦那さんが担当しましょう。

過ごし方のポイント

ソファでリラックスする臨月の妊婦

もうすぐ赤ちゃんに会えるという実感が湧きつつある一方で、ママの体には負担がかかり行動に制限があるためストレスがたまりやすいかもしれませんね。

体調を優先しつつも、子どもが生まれてからでは時間が取りにくい読書や自分の身だしなみを整えたり、好きなことをして気分転換をするなどして、一人時間、もしくは夫婦二人だけの時間を楽しんでください。

おうち時間

おうち時間の過ごし方としては映画やドラマの鑑賞がぼーっとしたいときにおすすめです。

読書や資格の勉強は自分磨きにも役立ちますし、手芸で赤ちゃんのための小物を手作りするとわくわくしながら作業できます。

お菓子作りや少し凝った料理を作ることも、気分転換になり美味しいものも食べられて一石二鳥ですね。

どれも子どもが生まれるとゆっくり出来ないことばかりですので、自分の好きなことをしてリラックスして過ごしましょう。

運動

臨月では激しい運動はNGですが、体調の良いときは軽いウォーキングやストレッチなどで体を動かすと良いでしょう。

気分転換にもなりますし、軽く動くことで血行が良くなりむくみの予防にもつながります。

旅行

子どもが産まれる前の二人きりでの思い出作りに「旅行はいつまで行っていいの」という疑問があるかもしれませんが、臨月では出産予定日を待たずに陣痛が始まるかもしれません。

母子の安全が最優先ですので、旅行はもちろんのこと、長時間の移動も避けるべきです。

旦那さんとデートをする場合は遠出を避けて、近場の景色の良いところを散歩するなど、すぐに休める場所にしておきましょう。

寝る姿勢

お腹が大きく重いため仰向けで寝ると大動脈が圧迫され、めまいや息苦しさを感じることがあります。

横向きになり、クッションや枕を膝の間にはさんだり、抱き枕を利用することで楽になります。

体重管理

臨月になると胃のムカつきや胸やけが減るため急に食事がおいしくなりつい食べ過ぎてしまうことがあります。

妊娠中の適切な体重増加は母子の健康に重要なことですが、太り過ぎると難産になりやすくなります。

極端に食事量が増えたり減ったりしないよう注意しながら、適切な体重管理を行いましょう。

出産準備の再確認

出産のための入院セットやベビーグッズ、生まれてからの赤ちゃんが過ごす場所の確認などは済んでいると思いますが、今一度再確認しておきましょう。

陣痛がきたらどのように病院まで移動して、だれに連絡をするかなども、直前で慌てないようにご夫婦で再度確認しておくと安心です。

出産が近いサイン

出産が近いサインとして「おしるし」「前駆陣痛」があります。

前駆陣痛とは本格的な陣痛の前ぶれとして、不規則に起こるお腹の張りや弱い痛みのことをいいます。

どちらもお産が近いサインではありますが、おしるしや前駆陣痛があってから数日~1週間以上お産が始まらないこともあるため、まだ慌てて動く必要はありません。

本格的なお産の始まりは「陣痛」か「破水」です。

それまでは病院へ行っても何もできることはなく出直しになりますので、リラックスして体力を温存しましょう。

まとめ

大きなお腹をなでる妊婦と胎児のイラスト

臨月とはいつ赤ちゃんが生まれてもおかしくない、出産予定日の1ヶ月前からの期間をさします。

ママの体は出産に向けて骨盤周辺のじん帯が伸びたり関節が緩んだりするため、負担のかかることは避けましょう。

体調が最優先ですが、軽い運動や趣味を楽しむなど、リラックスしてお過ごしくださいね。

元気な赤ちゃんに会える日が楽しみですね!


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