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妊娠しやすいタイミングはいつ?妊活を考えたら

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author:DNAサイエンス
妊活を考える夫婦

妊活を始めたいけど、「妊娠しやすい性交渉のタイミング、回数がわからない」というご夫婦も多いのではないでしょうか。

妊娠率を高める方法として「タイミング法」があり、妊娠を望む人にとって、妊娠しやすい時期を知っておくことはとても大切なことです。

ここでは、妊娠しやすいタイミングと、妊娠の確率を上げるためにできることについて分かりやすく解説いたします。

タイミング法のやり方

タイミング法のカレンダー

タイミング法は、妊娠する可能性が高い排卵期に合わせて性交渉を持つことで妊娠率を高める方法です。

生理周期が28日周期の人の場合、排卵日は次の生理予定日の14日ほど前です。

言い換えると、前の生理が始まった日から約14日後です。

妊娠する可能性が高いのは排卵日の6日前から排卵日当日までの期間で、特に排卵日の2日前が最も妊娠しやすいとされています。

タイミング法の成功率

不妊でない20代カップルが、排卵日前の6日間の間に性交渉を持って妊娠する確率は20~30%程度です。

排卵日の正確な予測は難しいため、この期間に2~3回の性交渉を持つとより確率が高くなります。

20代~30代前半でのタイミング法の成功率は比較的高めですが、30代後半以降になるとその成功率は低下し、40代ではさらに妊娠率は下がります。

タイミング法を半年間実践した場合の妊娠成功率は約70-80%とされています。

タイミング法を約6ヶ月ほど試しても妊娠しない場合は、不妊症治療を検討するのが一般的です。

妊娠が成立するしくみ

受精から着床までの流れ

女性の体はいつでも妊娠できるわけではなく、月に1回の排卵がおこったときに、女性の体内に精子がいる必要があります。

生理周期が28日周期の女性の場合、排卵日は生理が始まった日から約14日後になります。

卵子の寿命はおよそ1日、精子の寿命はおよそ3日程度、そして正確な排卵日の予測は困難ですので、排卵日と思われる日の6日前から2日おきにセックスをすると、妊娠する可能性が高くなります

排卵

排卵とは、約1ヵ月に1回卵子が卵巣から放出されることをいいます。

女性はこの世におぎゃーと誕生したときに約200万個の卵子の元を体内に持っており、その後増えることはありません。

初潮の頃には20万~30万個にまで減少し、その後生理のたびに約1,000個ずつ減っていきます。

毎月約1,000個程度の卵子が卵巣内で育ち始めますが、排卵されるのは1個の卵子のみです。

排卵された卵子は卵管で精子との出会いを待ちます。

性交

セックスによって女性の膣内に射精される精子の数は2億~4億個といわれています。

精子は思春期頃から男性の体内で作られ始め、年齢とともに数や質が低下する傾向がありますが、一生作られ続けます。

精巣内で生成され成熟するまでに約70~80日かかります。

作られてから射精まで約3ヵ月かかるため、その間の不摂生などが精子形成に影響を与える可能性があります。

膨大な数の精子が射精されましたが、卵子が待つ卵管にたどり着けるのは200~500個程度です。

その中でも受精できる精子はたった1つのみです。

受精

卵子の寿命はおよそ24時間精子の寿命はおよそ3日程度です。

精子は女性の体内で2~3日待っていられるので、排卵日の2~3日前に性行為をすると妊娠の可能性が高くなります。

排卵日はあくまで予測のため、これらのことを考慮すると、排卵日と思われる日の6日前から2日おきに性行為をするのが最も効果的でしょう。

着床

卵管の先で受精した受精卵は、7日ほどかけて細胞分裂を繰り返しながら子宮へと移動します。

さらに2~3日かけて子宮内膜に根を張って、着床を完了させます。

受精(性行為)から着床が完了するまでの日数は、10~12日程度です。

排卵日を調べる方法

排卵日の正確な把握は困難ですが、ある程度の予測は立てられます。

【排卵日を予測する方法】

  1. 基礎体温
  2. 排卵日検査薬
  3. 医療機関で卵胞チェック

取り組みやすさとしては①の基礎体温表をつけることで、費用がほとんどかからずすぐにでも始めることができます。

一方である程度の費用と通院する手間がかかりますが、高精度に排卵日を予測することができるのは③の医療機関での卵胞チェックです。

基礎体温から予測

基礎体温の変化

基礎体温とは、生きるために必要な最小限のエネルギーのみを使っている時の体温のことをいい、起床後すぐの横になった状態で計測します。

基礎体温は女性ホルモンの影響で生理周期とともに変動するため、基礎体温表をつけることによってある程度排卵日を予測することができます。

生理が始まると基礎体温は低くなり、その後生理中を含む約14日間は「低温期」が続きます。

排卵後、基礎体温は高くなり約2週間の「高温期」へと移行します。

低温期から高温期へ移ったタイミングで排卵が起こっていますので、2~3ヵ月継続してグラフをつけることである程度の排卵日の予測が可能になります。

ただし基礎体温の変化は0.3~0.5℃程度とわずかな上に、排卵後に基礎体温が上昇するためあくまで予測であり、事前に排卵日を特定するのは難しいと言えます。

そのためグラフの細かい数値にとらわれるのではなく、あくまでも1つの目安と考えると良いでしょう。

排卵日検査薬の活用法

排卵日検査薬とは尿中の「黄体形成ホルモン(LH)」濃度上昇を検出し、排卵日を事前に予測できる検査薬のことです。

尿中のLH濃度が上昇し始めてから約24~36時間以内に排卵が起こります。

生理周期が28日の人の場合、前の生理が始まった日から12日後ぐらいから毎日検査を行い、陽性反応が出たときが最も妊娠しやすいタイミングだとわかります。

もしくは基礎体温表の変化から、排卵日と予想される日の数日前から検査薬を使用することで、基礎体温表のみで排卵日を予測するよりも精度が上がります

排卵日検査薬は第一類医薬品の取り扱いのあるドラッグストアやネットショップなどで購入でき、12回分セットだと3,000円前後です。

卵胞チェック

経腟超音波という腟の中に小さな装置を入れて検査を行うエコー検査により、卵胞がどのくらい大きくなったかを測定することができ、大きさによって排卵を予測することができます。

卵胞チェックは一般的に不妊検査や不妊治療の過程で行われ、不妊外来を行なっているクリニックの他、婦人科やレディースクリニックなどで検査を受けることができます。

妊娠の確率を上げるために

ここまで「妊娠しやすい性交渉のタイミング」についてご説明してきましたが、「子どもを作るための作業」になってしまうと、どうしてもプレッシャーを感じたり、精神的な苦痛を感じてしまう人もいます。

妊活を続けるためには、夫婦で無理のないリズムやリラックスした気持ちで取り組むことが大切です。

妊娠の確率を高めるために日常生活でできる工夫やサポート方法についてご紹介します。

【妊娠の確率を上げるためにできること】

  • 週に2~3回のセックス
  • 性交痛に潤滑ゼリー
  • 気になるニオイに膣洗浄
  • 生活習慣を整える

セックスの回数

二つの寄り添うハート、セックスの回数を暗示している

排卵日の2~3日前からセックスをすると妊娠の可能性が高まりますが、仕事が忙しい、疲れている、強要されているようでそんな気分になれないなどの理由でそれが難しい人もいます。

そもそも、週に2~3回の性交渉があるカップルの妊娠率は1年間で85%と言われていますので、若いカップルなら排卵日にこだわらず、リラックスした雰囲気で自然にセックスの回数を増やしたほうが妊娠しやすい場合もあるでしょう。

性交痛に潤滑ゼリー

潤滑ぜりー「M.D.(メディティブ)」

性交痛がある場合、セックスそのものに対して抵抗を感じ消極的になってしまいます。

膣が乾燥している方は潤滑ゼリーを使用することで性交痛を和らげている方が多くいらっしゃいますが、一般的なものは表面に塗布したり指で膣の内部に塗るようになっており、膣の奥まではカバーしづらいのが難点でした。

その点この「M.D.(メディティブ)」という医療機関向けに研究開発された潤滑ゼリーは、タンポンのような注射器型のアプリケーターを使用して膣内に直接マイルドな使い心地の潤滑ゼリーを注入しますので、しっかりとうるおいを感じることができます。

「M.D.(メディティブ)」について詳しく知りたい方はこちら

気になるニオイに膣洗浄

おりもののにおいやデリケートゾーンのにおいが気になっていると、気持ちが落ち着かず妊活に集中できないこともあります。

上記のメディティブ潤滑ゼリーを使用すると、乳酸配合の弱酸性ジェルで腟が酸性に保たれ、一般細菌の侵入や繁殖を防ぐことができます。

清潔な状態を保ち自浄作用のある腟内環境を維持することができますので、気になるニオイもケアでき、自信を持って妊活に臨むことができるでしょう。

生活習慣

男女ともに不妊の原因になることとして、以下のことが挙げられます。

【妊活のNG習慣】

  • タバコ
  • 過度の飲酒
  • 性感染症
  • ストレス
  • 偏食

バランスの取れた食事、適度な運動、質の良い睡眠を心がけ、ホルモンバランスを整えることは妊娠しやすい体づくりのためにとても大切です。

女性だけでなく夫婦そろって日々の生活を見直せると良いですね。

まとめ

笑顔の幸せ家族の未来像

妊娠する可能性が高いのは排卵日の6日前から排卵日当日までの期間で、特に排卵日の2日前が最も妊娠しやすいとされています。

排卵日は生理開始日の約14日後ですので、生理が始まった日から約11~12日後に性交渉を持つのが良いでしょう。

ただし妊娠の確率を上げるためには排卵日ばかりにこだわらず、定期的で充実した夫婦生活を持つことも大切です。

潤滑ゼリー「M.D.(メディティブ)」は妊婦さんもお使いいただけますが、ご使用の際は念のため担当医とご相談ください。

また、妊婦さんには薬の処方ができない場合に、この商品が役立つ可能性もあります。

「M.D.(メディティブ)」は取り扱いのある医療機関、もしくは公式サイトよりご購入いただけます。


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